龍山について

静岡県の西部、浜松市北部に位置する龍山(旧龍山村)は、愛知県と長野県の県境に近い天竜川上流の山深い地域です。
静岡県の西部、浜松市北部に位置する龍山(旧龍山村)は、愛知県と長野県の県境に近い天竜川上流の山深い地域です。
龍山の茶畑は、そのほとんどが天竜川を見下ろす山の中腹にあります。
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天竜川から立ちこめる川霧が山々を包み込む龍山は、その昔『竜が住んでいた』という伝説が残る地域です。
茶畑と霧
龍山のお茶は、天竜川や天竜川に注ぎ込む大小さまざまな川や沢から立ちこめる川霧のマイナスイオンをたっぷりと浴びて育ちます。
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茶の神・陸羽(りくう)は茶経※の中で『岩に生えるお茶が最高である』と書いています。その理由は、岩の中に含まれるミネラル成分が茶樹(茶葉)に蓄えられるからだと言われています。 山の斜面に岩を砕いた石段を積み上げてできた段々畑で育つ龍山のお茶には、ミネラルがたっぷり含まれています。

※茶経(ちゃきょう 茶經)は、中国唐代に陸羽(733?~803)が著し、世界最古の茶書とされ、建中元年(780)刊行された唐代と唐代以前の茶に関する知識を系統的にまとめたもので、「さけい」ともいいます。